施用事例
台風対策や豪雨対策、干ばつ対策など、全国から届いた
『オキソパワー5』の導入事例をご紹介します。
愛媛県サトイモ栽培にて「オキソパワー5」の施用比較試験実施。6割増収という好結果に。
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(表1・表2)9月、11月の施用比較調査結果
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(図1)施用区ごとの収穫量グラフ
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(図2)分布グラフ
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収穫調査画像
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●調査方法
1)耕種概要
品種 :サトイモ『伊予美人』
定植 :令和2年6月13日
栽植密度: 畦幅135cm 株間 33cm 1 条植え 2,244 株/10a
設置場所 :愛媛県西条市 水田
施肥 : 両区共通の慣行施肥
試験 :オキソパワー区はオキソパワー5 を 40kg/10a を全層混和
2)調査方法
生育調査 令和2年 9 月 29 日に生育中庸な 3 株を調査した。
収穫調査 令和2年 9 月 29 日と令和2年 11 月 12 日に生育中庸な 3 株を調査した。
●結果および考察
1)定植日は地域の慣行時期に比べて遅く、生育初期は梅雨時期で土壌水分が高い条件となった。
2)定植直後の生育は、オキソパワー区の生育が旺盛となったが、8 月時点での生育差は無くなった。
3)9 月 29 日の生育調査では、オキソパワー区の草丈と葉柄長が無施用区に比べやや小さく、子茎が多かった(表 1)。
4)9 月 29 日の一回目の収量調査では、オキソパワー区が全ての調査項目で優り、孫イモ数か多く、重が重いことで、無施用区に比べ 16%増収した(表 2)。
5)11 月 12 日の二回目の収量調査では、子イモと孫イモ重の合計が無処理区に比べ 60%増収した。この顕著な効果は、子イモの肥大がよく、そのことが孫イモ数を増やし、孫イモの肥大を良くしたものと思われた。(図1、図2)
6)以上の結果から、サトイモの収量には、酸素供給剤(オキソパワー5)の施用が子茎の生育促進を助け、子イモの肥大を促し、孫イモの形成と肥大促進(図3)に効果を発揮したことにより、無施用区に比べ、60%の増収効果が確認できた。