タキイ研究農場 キャベツ「オキソパワー5」比較試験レポート 黒腐れ病の軽減を確認

2021/02/09
オキソパワー5
病害軽減
葉菜類
キャベツ / 滋賀県 滋賀県 タキイ研究農場
試作者:
状況:基礎試験
土質:粘土
調査日:2019年7月20日

キャベツブリーダー推奨の「オキソパワー5」 根張りが多く、生育が安定することは、作業の省力化にも繋がる

  • 左:オキソ施用区 同品種で黒腐病の発生に差

  • 左:オキソ施用区 根が多く、生育が揃っている

 当社の野菜品種ブリーダーは、品種力で問題解決を図ることミッションにしている為、プロ農家以上に資材の効果に関して評価が厳しいわけだが、現在多くのブリーダーが「オキソパワー5」を推奨商品として紹介している。

 滋賀県の研究農場にて比較試験を行った際は、写真の通り、目視でわかる結果となった。当社ブリーダーが一番評価した点は生育が揃う点である。根の生育が安定し生育が揃うことは、収量に繋がることはもちろんだが、それ以上に大きいのは作業の軽減である。収穫や管理回数が減ることは、人件費を抑えることや面積を拡大することに繋がる。その他には、品種によっては、初期生育が大人しいものもあり、活着がスムーズにさせる事で品種本来の能力を発揮させる事にも活用できる。

 なお、キャベツにおいては、面積で収益を稼ぐ品目のため、施用量を抑えた畝施用や生育不良箇所への局所施用を推奨する。

 

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